人の演出を見るのは勉強になる。
客観的になれる部分があるから、一歩引いたところから眺める。
そうするといろんなことを感じる。

自分でやっている時もふと客観的になれる瞬間を作ることができるか出来ないかは大きいのだと思った。

どうしても入り込んでしまって何かにとらわれてしまうことがよくある。
もちろんやっている時は全く気づかないのだが、終わってからとか、数日後とかにふと「あーしておけばよかった」とか思うことはよくあるのだ。

そいう意味でも、いろんな積極的な人たちの視点が入ってそれがうまく融合したもの
はおもしろくなる可能性があるのだろう。

分業ではないが、わけるところはわけて、それが一つに向かっていくという流れがあるといいなと思う。

まだまだ勉強不足。

納得がいかないことがほとんどだ。
そう思う。
生きてる限りそうなんだと思う。

知らぬ間に流していること、ふわっと流れていくこと、流されてしまうこと。
そうやっていかないと生きにくい世界なんだと思うし、どうしてもそうなってしまうんだと思う。
知らぬ間に。
無意識のうちに。

でもそれでほんとにいいのか。
そう思う。

自分自身に問いかける。
正解はないけれど、その都度自分の中では答えを出して行動しなければいけない。

簡単には出来ないことだし、今の自分は全く出来てないし、意識も出来てないけれど、
頭の片隅にブワッと浮かんできたことなので、これを機に少しでも意識しようと思っている。

なんだか、悔しい。

昨日に続き映画を見た。
劇場で見たい映画がたくさんあるが、我慢して、家でDVD。
最近はあれもしたい、これもしたい、あれも欲しい、これも欲しい、と欲求や物欲のかたまり状態なので、一つ許すとズルズルといきそうなので、あれもこれも我慢！


045 ヒロシマナガサキ

スティーヴン・オカザキ 監督

日本とアメリカの2つの視点から、ヒロシマとナガサキに投下された原爆、被爆者について語ったドキュメンタリー作品。
学校教育では誰もが教わる原爆の話。
自分ももちろん学んで聞いてはいたが、ビジュアルで示されるとものすごいインパクトがあった。
被爆者の方達のインタビューが軸になっているのだが、彼らの証言の迫力に圧倒される。そして悲惨な状況が、考えていた以上の状況が、目の前に浮かんでくる。
資料映像もかなり踏み込んだもので、現状をありのままに伝えようとする監督の意図がみてとれる。
戦争とは直接的に関わっていない世代だが、過去の出来事として学び、未来につなげる為にも、もう少し知らなければいけないことなんだろうと実感した。

被爆者達が、原爆投下から今の今まで生き抜いてきた人生を思うと、何一つ言葉が出ない。
忘れてはいけない、世界の事実。
感情の高ぶりを忘れてはいけないと思った。

久しぶりに時間ができたので、ネットのTUTAYAでずいぶん前に借りた作品を見た。
やっと。。。
月々払っているのでもっと有効活用せねば。もったいない。


044 その男狂棒に突き

山下敦弘 監督

山本剛史主演で、彼が好きな人と山下監督のテイストが好きな人には、しびれる作品。
めっちゃ笑った。とにかく面白い。
人を小馬鹿にした感覚がどこかに存在し、そこからの人間描写なる演技と演出（構成）がすごい。
フェイクドキュメンタリー
山本剛史の演技も最高。
彼にしか出せない味が存分に出ている。

DVD欲しいなー。
迷ってるけど、いずれ買ってるかも。。。

特典映像もすべて満足できる内容。
ハリウッドはCGや3DやVFXでにぎわっているからこそ、日本はこういう作品のあふれる国であって欲しい。
そうなるように自分も何か作らねば。

そう思わせる作品だ。

台風が接近してて天気がよくない。
梅雨の気配もかんじる。
じめっとした天気にちょっと萎える。

今日は風と雨の影響で関東近郊は放射線物質がたくさん舞ってるようだ。
目に見えないし感覚でも何も感じない。
捉えられないものって確かに恐ろしい。
ただ、原発付近に比べればやさしいものだろう。
そう考えると、現場の恐怖感は想像以上のものなんだろう。

見えないもの、じわじわと蝕まれているのだろうか。
ただ、誰も経験したことのない事故でしかも誰にも捉えられないものだからこそ、皆がより良い方向に向かっていこうとすること、行くことが重要なんだと思う。
もう過去には戻れないのだから、言った言わないとか、誰の責任だとか、そこだけでもめるのは全くおかしなことでしかない。
過去から学ぶことは必要だけれど、何よりもまず、良き方向へ全員で向かうことが先決だと思う。

日焼けせいで皮がポロポロめくれてくる。
長袖必須‼
暑い。。。