映画「それでもボクはやってない」、
予告が流れている時から気になっていて、見たい見たいと思っていた作品。

やっと見た。

たまたま手に取った、2007年の月刊シナリオでも特集されていて、少し内容を知ってから見ることになったが、面白い面白い。

面白いといっても、痴漢冤罪を切り口に日本の裁判制度、そこからつながる国家権力を描いている社会派ムービーだから、心に突き刺さる面白さだが、
絶対に一度は見るべき作品だと思った。

視点的には冤罪の被害者を主人公にした視点だが、
周りを取り囲む、制度に支配される人々や、加害者、警察、そういった幾多にも及ぶ視点から見ることができる。

非常に深く考えさせられるし、何か、こう、心の奥底からふつふつとわいてくる感情を自分のなかに感じた。

ぜひ見るべき作品。

普通の生活では考えていなかったことが、心にぐっと突き刺さる。

まさにこのブログのタイトルであり、好きなコトバ。

”日々前進”
そう思ってはいるものの、なかなかそれをはかることはできないし、実際にそう強く意識できているわけでもない。

社会とか、環境とか、自分とか、他人とか、
そういったものに、知らず知らずに影響を受けて、知らず知らずに、不思議なブラックホールにはまっていく。

それをよしとするか、そうでないのか、
よしとすることが悪いわけでもなく、危機感を抱くことが間違っているわけでもない。

人生は2択なんかではないけれど、

今の自分、これからの自分は、
なれそめ合いそうになっている、自分と環境を断ち切って、

破壊を繰り返していかないといけないんだと、痛感した。

知らない間に守りに入って、何におびえているのかも考えていなかった。
失うものなんて何一つないのに、
知らない間に、自分自身の適応能力がどんどん自分を包み込んで、知らない間も、知ってる間のように錯覚しそうになっている。

何におびえて生きているのか。
コンプレックスとかそういっストイックなところではない、ぬるま湯に、つかって、ひたって、適応していきそうになっている。

本当にこわいなと感じた。

気づく瞬間はどこにでも転がっていて、そのタイミングをどういかすのか。
見過ごすことも必要な時だってあるけれど、
今の自分には、見過ごさなければいけないほど、守らないといけない、自分も、環境も、何もない。

おびえていては、始まらない。
スタートラインにもたてていない。

まだまだ整理がつかないところで考えばかりが先攻しているけれど、

考えていく価値のあることに気づけたんだと思う。


おびえていることにすら、気づけない環境にだけはとけ込んではいけないと思った。

もうすぐ4月。新しい季節。

そんなことは関係ない。

普通にいきたい。そう節に思う今日この頃。

「フツウ」ってなんなのか、そこがかなり重要で、その答えが全くみあたらない。
自分の中で整理できずに引きずっているんだろう。

今日・明日ではなく、5年後10年後を眺めてみろと。

そこに生きる自分と、周りを取り囲む環境。

刻々と変化する日常。


想像や空想も大事だけど、大人になるにはビジョンがいる。



もうそろそろいい大人になりたい。

映画「雪に願うこと」をみた。
心に響く作品で、とても素晴らしかった。

迷いながら進む。

人生には成功や失敗があって、誰しも必ずどちらも持ち合わせていて、
迷いながら進んでいるんだなと、改めて認識することができた。

昔は、迷いながら進むなんて考えられなかった、
いつも自分の進む道が正しいと思っていた、

大人になった証拠なのかな。

複雑な要素が絡み合って、正しいとか、正しくないとか、その2択ではなくて、
ものごとは動いている。

決断も、過去に残したものを引きずりながらしなければならない。

複雑だ。

昨日の夜1時くらいから大量の映像書き出しをしてて、今日の夜（たぶん今頃終わってると思うけど・・・）に終わりそうもなかったので、もろもろごちゃごちゃになっていたデータ整理をした。

重たくて、時間がかかるよね。

いくら転送速度が速くなったとはいえ、それに伴って扱うデータ容量も大きくなってるから、少しストレスを感じてしまった。以前はもっと大変だったと思うと、なんかね・・・。
ないものねだりすぎになっていくのかな。

帰ってきてから、少し軽めのサーフィンの映画をみた。
サーフィンは素敵だ。
自然と関わるスポーツにはとてもひかれる。

あースノボーいきたいなー。

って、
久しぶりに日記らしい日記を書いたけど、こんなのもいいかなと思って。



明日から2月末までは忙しいけど、なんとか複雑な思いでのりきらないと。
ドンマイ！