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日常・映像・写真・旅・絵、自分の身の回りでおこる出来事を抽象的に。
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震災直後はあれ程気にしていたのに、今じゃ、もう、雨でも傘をささない人がたくさんいる。
傘なしで足早に歩く人達。
全てに当てはまらないけれど、街の情景として、なんだか切なくなる。
あてはめてしまえば、そうまでして生き急がなくてはいけないのかと。
社会の雰囲気は1人で作るものではないけれど、1人1人が関わってることは間違いないし、その社会の流れにまた、流されていくわけで。

いくらネットが普及したとはいえテレビの影響は絶大なんだと実感する。
原発事故の後、しばらくはその危険性でやいやい言っていたが、今ではもうほとんど扱われていないように思う。
絶対に裏で大きな力が働いているんだろう。
誰が操っているのかもわからない、謎だけれど、大きな力。
くだらなくて、人生を少しも豊かにしない、くそったれの力。

まさに今の政治もそうなんだろう。
時代もそうなのだろうか。
見えない力に、でもどうしてか振り回されてしまう。

それにしても放射能についてのニュースは影を潜めて、人々の関心ごとの下位になってしまった。
野菜がどこ産だとか、水がどうだとか、そういったメディアに取り上げられる話はやはり関心が高いだろうが、風にのって放射能が近づいてきて、雨になって降り注いでいるという事実には、無防備なんだなと。

なんだか不思議だ。

目に見えない恐怖とは、目に見えないことを知っていても、それを現実としてリアルに受け止められないということなんじゃないか。
そう思った。

バーチャル世界という言葉はもう古いかもしれないけれど、生まれた理由や成り立ちが少しだけわかった気がする。

恐ろしいと思いながらも、恐ろしいと体感することはできない。

嬉しいことなのか悲しい事なのか、
人間が生きていくために身につけた精神の進化なのか、
なんだろう。

放射能の被害がどうなっているのかは、誰にもわからないけれど、
傘をささない事が、震災を忘れていく事につながらなければいいなと、思った。



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プロフィール
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NISHI
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1982/09/25
職業:
映像系
趣味:
映画 旅 写真 画
自己紹介:
フリーランスで映像制作しています。
2014年から自宅を飛び出し5人の仲間たちと共同作業場を借りました!
映像制作traveloqu(トラベローク)にてMusicVideoやLIVE映像など音楽系の映像を中心に活動中。最近はTV番組やドキュメンタリー映画にも参加。
編集ではFCPからPremiereへと乗り換え、Adobe族に。

目指すは「イメージの具現化」

NikonのF3で写真撮ったり撮らなかったり。

今年の目標は「図太く図々しく!」
やりたいなら何がなんでもやるんだよ!
と、自問自答を繰り返しています。。。
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